トライボロジー会議 2007春 東京(代々木)

地震関連フォーラム(特別講演会)

本特別講演会はトライボロジー学会会員のみならず,一般の方々も無料で参加・聴講できます.

皆様のご参加を心よりお待ちしております.

 

テーマ 「地震の発生メカニズム−巨大トライボロジーシステムの研究最前線−」

 近年,地震に対する関心がますます高まってきています.トライボロジー学会においても,地震現象を巨大なトライボロジーシステムと捉える視点に立ち,地震研究との関わりを強めたいと考えています.今回のフォーラムはその第一歩となるものですが,地震の発生メカニズムに関する研究最前線でのホットな話題を3人の講師の方々にご紹介いただいて,活発な討論・質疑応答を展開したいと思います.

総合司会 榎本 祐嗣 氏 (信州大学教授)

話題提供 (1)  嶋本 利彦 氏 (京都大学教授)
           題目:活断層深部の摩擦特性と大地震の発生過程 (講演30分)
           概要:  ・摩擦熔融による断層の潤滑作用
              ・地震発生における水の役割
                 Thermal pressurizationは地震時の断層の挙動を説明できるか.
              ・断層のどのような性質がぬるぬる地震を引き起こすか.

       (2)   八木 勇治 氏 (筑波大学助教授)
           題目:地震時における破壊過程 (講演30分)
           概要: ・震源インバージョン手法
              ・実際の地震における破壊過程のイメージング
              ・スケーリング則に従う地震,外れる地震

       (3)  鷲谷 威 氏 (名古屋大学助教授)
          題目:宇宙測地技術で見る地殻の変形・変動 (講演30分)
          概要: ・地震に至る地殻・表面の変形プロセスのビジュアリゼーション法
              ・それから得られる知見(例えばぬるぬる地震など)
              ・地震発生の予測は可能か?など

       (4)  総合討論・質疑応答 (30分)

開催日時 2007年5月29日(火) 15:00〜17:00

会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟セミナーホール417号室

定員 300名程度

参加費 無料.非会員の方の聴講も歓迎します.

問い合わせ 「トライボロジー会議2007春東京(代々木)」実行委員会 地震フォーラム担当
        平山 修 (東京農工大学) TEL:042−388-7200 E-mail: hrym@cc.tuat.ac.jp


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--> Last modified: Feb. 15, 2007

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