トライボロジー会議 2004秋 鳥取
イブニングフォーラム 「砂とトライボロジー」
日時:2004年11月10日 (水) 18:00〜20:00
会場:鳥取県立県民文化会館 1階第1会議室
- 趣旨
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鳥取砂丘の砂は風に吹かれてさざ波のような美しい風紋を形成します.
砂は私たちが携わっているトライボロジーとも密接に関係しており,
すべり止めとして凍結した路面にまいたり,異物となって軸受に侵入すれば故障の原因にもなります.
今回は,様々な分野で活躍されている技術者,研究者をお招きして,
異なる視点から砂とトライボロジーにまつわる話を提供していただきます.
研究発表会後の一時を肩の凝らない話でお楽しみ下さい.
大勢の皆様の参加をお待ちしております.
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総合司会
- 加藤孝久氏 〔産業技術総合研究所機械システム研究部門・総括研究員〕
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話題提供
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神近牧男氏 〔鳥取大学乾燥地研究センター・教授〕 分野:農業気象学,乾地気象環境学
「鳥取砂丘・つもるはなし」
鳥取砂丘の砂粒は何粒ありますか.乾燥地研究センターに見学にきた小学生からの質問
にあなたはどう答えますか?いろいろな話題を取り上げて,鳥取砂丘から乾燥地の話まで.
黄砂の空の旅,鳴き砂の音の世界にもご案内します.積る話は時間内に終わるでしょうか.
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西森 拓氏 〔大阪府立大学大学院工学研究科・助教授〕 分野:非線形物理学,非平衡統計力学
「砂丘と風紋形成のダイナミクス」
講演者は自然界に自発的にできあがる砂丘や風紋の形成過程について
数理模型に基づいた研究をおこなってきた.今回は,その中でも
風紋の形成のメカニズムと色々な形状の砂丘が成長していく環境因子について
計算機シミュレーションの映像も交えながら説明していく.
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近藤康雄氏 〔鳥取大学工学部・助教授〕 分野:生産分野における環境工学
「山陰地方の天然資源である砂鉄の摩擦係数を計ってみたら」
山陰地方の特産物である天然砂鉄は,不純物が少なく
その大部分は酸化鉄で構成される.この天然砂鉄を鋼材に
皮膜し摩擦係数を計ってみたところ,砂鉄皮膜の摩擦係数は
予想外に小さいことがわかった.砂鉄の持つ,知られざる特性を紹介する.
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大野 薫氏 〔鉄道総合技術研究所材料技術研究部・主任研究員〕
分野:鉄道の車輪・レール間の粘着,とくに材料的な手法による増粘着法
「鉄道における砂まきの歴史と現状」
鉄道における車論の空転滑走防止のための砂まきの歴史,その必要性と実態,
技術的な変遷と現代の砂まき事情等について,海外の状況も含めて広く概括する
ことにより,鉄道における砂まきの意外な活躍ぶりを紹介する.
- 定員
- 180名
- 参加費
- 1,000円
- 参加申込
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事務手続き簡略化のため,
事前参加申込ページ
から直接お申込み下さい.
(注:ブラウザのJave scriptとcookieが使える状態で,
上記ページにアクセス願います.)
(FAX申込書を用いて,
郵送またはFAXでの申込みも可.定員になった時点で,申し込みを打ち切りますので,お早めに.)
なお,事前申し込みが定員に達しなかった場合,当日の参加も受け付けます.
- 問合せ先
- 〒305-8564 茨城県つくば市並木1-2-1 産業技術総合研究所機械システム研究部門
「トライボロジー会議 2004秋 鳥取」実行委員会 イブニングフォーラム担当
加藤 孝久
TEL: 029-861-7165, FAX: 029-861-7277, E-mail: kato.t@aist.go.jp
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