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趣旨 |
トライボロジーは,固体表面,バルク,液体,など多くの因子が関連する現象を対象とする学問であり,その現象解明には,ひとつの専門分野にとらわれない学際的なアプローチが重要です.
そこで,2009春の国際フォーラムでは,とくに近年発展が著しい「ナノ・マイクロトライボロジー」の領域に注目して,
これら領域に関わる研究を行っておられながら,これまでトライボロジー会議ではあまり発表されていない先生方や,海外の研究者をお招きして,講演を行っていただき,学際的な視点からトライボロジーを議論する場を提供したいと考えています.
本フォーラムを通じ,これらのアプローチがトライボロジー現象の解明に繋がっていくこと,またこれらを基に「国際化」へ向けて新しい分野が開けることを期待し,多くのトライボロジストのブレイクスルーに繋がればと考えております.
Coordinator: 三宅 晃司 |
会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟310号室 |
招待講演者 | 前田 京剛 氏(東京大学)
"Critera for the validity of Amontons Coulomb law
-Study of friction using dynamics of driven vortices of superconductors-" |
久保 百司 氏(東北大学)
"Development of multi-physics quantum chemical molecular dynamics simulator for tribochemical reaction dynamics and its application" | |
Dr. Kwang-Ryeol Lee (Korea Institute of Science and Technology, Korea)
"Environmental dependence of tribological behavior of diamond-like carbon coatings" | |
Prof. Satomi Ohnishi (University of South Australia, Australia )
"Influence of capillary forces on Frictional behaviors" | |
Prof. J. P. Gong (北海道大学)
"Friction-lubrication transition of soft gel on solid substrates" | |
Dr. David Vodnick (Hysitron Inc., USA)
"Latest development of nanoindentation testing method in tribology" | |
参加費 | 本フォーラムは,「トライボロジー会議 2009春 東京」の一部として開催します. 聴講される方は,「トライボロジー会議 2009春 東京」に参加登録して頂く必要があります. |
問合せ先 | 「トライボロジー会議 2009 春 東京(代々木)」実行委員会 国際フォーラム担当
三宅 晃司(産業技術総合研究所)
TEL:029-861-7881 E-mail:koji-miyake@aist.go.jp(@を半角に変換してください)
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--> Last modified: Feb. 16, 2009
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