トライボロジーとは

トライボロジーとは潤滑、摩擦、摩耗、焼付き、軸受設計を含めた「相対運動しながら互いに影響を及ぼしあう二つの表面の間におこるすべての現象を対 象とする科学と技術」です。
トライボロジーの科学と技術から、機械や部品の低摩擦、低摩耗、表面損傷の低減を実現し、私たちの社会の省エネルギーおよび省資源に貢献しています。

トライボロジーについて、その一端を紹介します

トライボロジー入門講座(トライボロジー概論)短編3分講座

毎年2度開催される「トライボロジー入門講座」のトライボロジー概論のダイジェストです。3分間ビデオ。

トライボロジーの語源と定義

語源

トライボロジー“tribology”とは、“擦る”を意味するギリシャ語“tribos”と、学問を意味する“ology”とをつなぎ合わせた造語。英国教育科学省による、英国における潤滑に起因する経済的損失の調査と産業界へのその必要性の提案を行うための報告書の中で、1966年3月9日に始めて提唱された。この報告書は、トライボロジーの産みの親とされているH. P. Jostが中心になって作成したもので、JOSTレポートと呼ばれている。

定義

JOST レポートの中で提起された“tribology”は、表現が後に修正され、現在では以下のように定義される。
“The science and technology of interacting surfaces in relative motion and of related subjects and practices.”

詳しくはこちら(英文ホームページの What’s JAST にリンク)