シール研究会

シール研究会について

活動内容

シール技術は有害物質の環境への漏洩や機械内部への外部異物の侵入を防ぐ重要な技術です。シール研究会はシールに関するトライボロジーの発展と研究者・技術者の交流を目的に1979年に設立された歴史ある研究会で、現在は45名の委員が在籍し活動しております。

News    (2023/12/26 更新)

●研究会の話題提供や見学会の開催などのご提案がございましたら、研究会幹事までご連絡ください。

研究会開催のご案内

●次回の研究会につきましては、詳細が決まり次第、こちらのページにてお知らせします。

今後の研究会活動予定

●研究会の話題提供や見学会の開催などのご提案がございましたら、研究会幹事までご連絡ください。

最近の活動状況

●第129回研究会 —”超”を目指す軸受研究会と合同開催—(2023年12月16日:KKR京都くに荘4階 衣笠の間)
 摺動二粗面間の潤滑機構  名古屋工業大学 糸魚川 氏, 前川 氏
 フィラー表面改質による境界潤滑下におけるシール摩擦低減  NOK 安斎 氏
 新旧の機械学習を用いた表面テクスチャリングの最適化への取り組み イーグル工業 王 氏, 大阪大学 矢地 氏
 静圧形非接触式軸周シールの開発  タンケンシールセーコウ 渡邉 氏


●第128回研究会(2023年7月19日:東海大学 湘南キャンパス19号館-207会議室)
 自動車ハブシールの密封性能とトルク低減を両立するための、これまでの当社取り組み 内山工業 石田委員
 表面テクスチャリング技術による低損失と高密封性能を両立したメカニカルシールの開発と実用化 イーグル工業 徳永委員
 大学研究室見学(トライボロジー関連)


●第127回研究会(2023年1月25日:オンライン開催 Webex)
 ★ 高分子材料のトライボロジー研究会との合同開催 ★
 エラストマーの接触・摩擦  東京工業大学 桃園 氏
 CF/PEEK 複合材料のトライボロジー特性に及ぼす充填材の影響 荏原製作所 金 氏
 全芳香族PIの高圧水素,液体水素シールとしての有用性  デュポン 丸山 委員
 高純度水素ガス雰囲気における樹脂複合材の摩擦・摩耗  九州大学 澤江 委員
 

●第126回研究会(2022年8月26日:オンライン開催 Webex)
 CO2回収・利用・貯留用CO2インジェクション圧縮機の展望と課題 三菱重工コンプレッサ 宮田 氏
 グリース潤滑されたメタシールの密封性能評価 —グリースの熱劣化と密封性能の関係— 日本製鉄 井瀬 委員
 高圧用軸シールの状況 イーグルブルグマンジャパン 芹田 氏 

◎ トライボロジー会議2021秋(松江)オンライン開催(2021年10月28日)
 「シールにおけるトライボロジー技術」と題したシンポジウムを開催しました。
 2セッション7件の講演があり、多くの参加者とシール技術に関して議論されました。

●第125回研究会(2021年6月16日:オンライン開催 Webex)
 配管接合等の静的シールの密封性能評価とその設計について  岡山大学 大宮 委員
 ピストンリング周囲における気液二相流CFD解析   東海大学 高橋 准教授
 フォトクロミズムを用いた油膜流れの可視化    東海大学 畔津 教授

●第124回研究会(2021年1月15日:オンライン開催 Webex)
 落合主査の自己紹介&研究内容の紹介   東海大学 落合 主査
 建築機械用オイル状態監視システムの開発  日立建機 秋田 委員

◎ トライボロジー会議2020秋(別府)オンライン開催(2020年11月12日)
 「シールにおけるトライボロジー技術」と題したシンポジウムを開催しました。
 2セッション6件の講演があり、多くの参加者とシール技術に関して議論されました。

●第123回研究会(2020年 2月14日:株式会社 IHI 横浜事業所 横浜ラボ 会議室C,D)
 IHI様の施設見学
 多孔質絞り静圧軸受を用いた非接触シール タンケンシールセーコウ 金子 氏
 世界最大舶用エンジン向け可変圧縮比機構の開発~舶用エンジン向け高圧シールリング~ IHI 増田 氏

●第122回研究会(2019年11月22日:九州大学 伊都キャンパス ウェスト4号館 915会議室)
 水素ステーション向けバルブ機器類の技術動向 フジキン 薬師神 氏
 九州大学の水素トライボロジー研究の概要、研究室見学  九州大学 杉村 主査
 超高圧水素ガス圧縮機ピストンリング材の耐久性向上を目指したポリマートライボロジー 九州大学 澤江 委員

◎ITC仙台2019(2019年9月20日:仙台国際センター)
 New challenges in tribology for sealing technologyと題したシンポジウムを開催し、
 14件の講演(うち6件が海外)があり、国内外のシール技術者と活発に交流しました。

●第121回研究会(2019年 6月18日:ジェイテクト 東日本支社会議室)
 ★ 変速機のトライボロジー研究会との合同開催 ★
 静的シールにおける粗面の接触と密封性に関する研究 東京工業大学 桃園 氏
 Eモータドライブシャフトシールの開発動向 高速・低損失・水/油用表面テクスチャシール
                                     イーグル工業 井上 氏、香取 氏
 電磁比例弁内のスプールに作用するクーロン摩擦力に起因した不安定振動の解析と安定化
 させるための設計法   日産自動車 山藤 氏
 トロイダルCVT開発秘話(2001年NHK)の裏話  竹内PT研究所 竹内 氏