シンポジウムセッション

シンポジウムセッション

「トライボロジー会議 2026 秋 名古屋」では,一般講演による通常のセッションの他に,複数のテーマについてシンポジウムセッションを設け,講演を募ります.下記の各シンポジウムの趣旨をご理解いただき,ふるってご応募・ご参加ください. なお,これらのシンポジウムセッションにおける講演は,一般講演とは異なり,必ずしもオリジナル講演に限定せず,整理された二次情報に基づく講演も受け付けます.講演の申込みは,会誌トライボロジストならびに本会ホームページの「トライボロジー会議 2026 秋 名古屋」の講演申込要領に沿って行ってください.また,オーガナイザーより講演を依頼された本会非会員の方は,オーガナイザーの指示に従って講演の申込みを行ってください.

分類番号 S1 学生・若手ポスターセッション

オーガナイザー
川田 将平:九州大学
大久保 光:横浜国立大学
新盛 弘法:九州大学

 トライボロジー学会では,学生および若手研究者・技術者の交流促進を目的として,「トライボロジー秋の学校」を開催してきた.2025年の第15回を一区切りとし,2027年以降は,「トライボロジー会議春」において,ポスターセッションを常設化し,継続的に交流の場を提供する方針となっている.この移行期間にあたる2026年においては,本会議において,学生・若手を対象としたポスターセッションを実施する.学生および若手同士の活発で有意義な交流を通じて,相互に刺激を得られる場となることを期待する.発表対象者は,大学・大学院・高専の学生,ならびに大学・企業・研究機関等に所属する若手研究者,技術者とする.なお,申し込み方法については,「講演申込要領」に従う.予稿集原稿については,2頁以内(1頁でも可)とする.

分類番号 S2 自動車に関わる最新のトライボロジー技術

オーガナイザー
須藤淳一:トヨタ自動車株式会社
白石 有:トヨタ自動車株式会社
遠山 護:株式会社豊田中央研究所
 
 世界の電動車市場においては,中国を中心に数多くのメーカが台頭してきており,競争が激化している.例えば,最近の中国メーカでは,バッテリー電動車(BEV)のみならず,ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)でも熱効率の高いエンジンを搭載してきているとされており,単に低コストであるだけでなく,性能面でも競争力が高まってきている.そうした中で,日本の大きな基幹産業である自動車産業を維持するためには,それらに打ち勝つためにも,新技術の創出や一層のコストパフォーマンスの向上が必須となっている.トライボロジー技術は,自動車の高効率・信頼性・静粛性・環境適合性など,多岐の性能に関わる重要技術である.産・学の連携によってその技術レベルを底上げできるように,自動車のトライボロジー技術に焦点をあて,それら技術開発の現在と今後のあり方に関して広く議論する場を提供する.

分類番号 S3 スポーツにおけるトライボロジー

オーガナイザー
山口  健:東北大学
足立 幸志:東北大学
杉村奈都子:鹿児島高専
小池  亮:トヨタ自動車東日本株式会社,東北大学
馬渡 俊文:佐賀大学
桃園  聡:東京科学大
西  駿明:東北大学
 
 スポーツにおいて,用具・身体間の摩擦は,競技パフォーマンスの向上のみならず,傷害予防の観点からも極めて重要である.本シンポジウムでは,トライボロジー2025秋函館(第1回シンポジウム)での議論を踏まえ,スポーツ現場における摩擦問題への理解をさらに深化させることを目的とする.本シンポジウムでは,摩擦が競技特性を大きく左右する競技を対象に,トライボロジーおよびスポーツ工学の研究者,さらには競技者の視点から最新の研究成果や課題について話題提供を行う.研究と実践の双方から,摩擦制御の在り方を多角的に議論する場を提供したい.

分類番号 S4 摩擦下における白層形成に関する研究動向

オーガナイザー
田中 宏昌:九州大学
佐々木信也:東京理科大学
金谷 康平:株式会社 ジェイテクト
 
 軸受鋼や歯車鋼を含む鉄系材料の摩擦表面に形成される白層組織(White Etching Area)は,摩擦現象と材料疲労の境界領域に位置しており,古くから注目される重要な研究対象である.近年,高精度分析や高速摩擦試験技術により,その形成機構や構造進化過程が改めて議論され,新しい知見も得られつつある.この白層組織の形成は,疲労き裂の核生成・進展挙動,摩耗形態の遷移,およびトライボフィルム形成挙動に密接に関連し,トライボシステムに大きな影響を及ぼす.本シンポジウムでは,様々な観点から白層組織形成に関する最新の研究を横断的に網羅し,産業界と学術界とで今後の研究方向性について議論する.

分類番号 S5(指名講演のみ) ヤングトライボロジストシンポジウム

オーガナイザー
宮本  潤示 :大同大学
酒井 一泉 :ENEOS株式会社
山下 侑里恵:株式会社ジェイテクト

 トライボロジー学会の次世代を担うヤングトライボロジスト達が大学・企業の枠を超えた横のつながりを強化するためのシンポジウムを開催する.このシンポジウムでは,奨励賞受賞者の講演,企業における研究の最新動向,国内外の留学に基づく研究紹介,若手教員による研究発表など,最新の研究動向を共有する.またヤングトライボロジストとして目指すべき多様な研究者像についても議論する.本セッションはオーガナイザーによる指名講演のみとなります.